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284 名前:包丁ぬこ [sage] 投稿日:2006/11/31(木) 03:41:47 ID:???
手足を縛り上げられ、天井から吊られたぬこ。
その脇のミニキッチンのコンロの上では、パスタ用の大きな鍋になみなみと
注がれた油が煮えたぎり、横にはギラリと包丁が光っている。
「…よし!」
真剣な表情で油温を測っていた悪党の一人が柄杓を持ち、鍋に突っ込むと、
ぬこに向き直った。
「ちょ、ちょっと、あんた…!や、や、やめて…お、お願いよぉ!助けて!」
ぬこは必死で懇願する。しかし悪党達は眉一つ動かさない。
ぬこの言葉が全く理解できないらしい。悪党達がぬこを見るその目は…
只の食材を見る目である。
何の躊躇いもなく、そろり、そろりと煮えた油をぬこの首筋に注ぎかける。
「ぎゃあああああっ」
絶叫が響き渡った。ぬこの皮膚が忽ち焼けるが、爛れない。
慎重に油温を調節した成果だ。油の熱は皮を焦がさずそのまま脂肪と筋肉を加熱・調理する。
柄杓が空になると、悪党達は再び油を汲み、今度は少しずらした位置に注いだ。
「ひぃぃっあ、熱いよぉ、おおおああああああああっ!!」
通常の神経の持ち主ならばその場で耳を塞ぎたくなる苦悶の叫び。
だが悪党達は涼しい顔で煮え油を浴びせ、ぬこの体を生きたまま焼き続ける。
「!」
悪党達は突然ぬこの口に包丁を突っ込んだ。ぬこが窒息しそうになるのも構わず、
喉の奥までぐいぐいと押し込んだ。
「ごぼ!ごばぁ…!!!」
包丁が胃と肺を内部から裂く。ぬこはそのまま息絶え、物言わなくなった。
そして悪党達がぬこの全身を、包丁で裂き終え
全身に砂糖をベースにした特製のタレを塗り終わった所で
調理時間が終了した。