08/09/07 01:09:01
ちりん、ちりん
風鈴がやっと声を上げたというのに、身体は熱を持ったまま
「 フゥ …ったく」
逃げてしまったアイツに独り言を呟いてしまう
「…どこでも黙って触れば良いのに、もぅ! 私の決意を、どうしてくれるのっ! 」
以前、怪盗”助兵衛”に見られてしまった私の素肌
今日は正しい人に見てもらえるよう、綿密な計画をして準備したのに……
私の推理は当たったわ、色事には臆病な助手が、私のスパッツを脱がせたし
履いたままのパンティに、彼は直に頬擦りしてくれたの キャ
「…は、は、恥しかったけど 嬉しかった…わ」
これも独り言。 ふぅ、いつもどおり私の身体は、彼の事を考えるだけで熱い
この熱が冷める日は、当分無いだろう。 いや、来ないのかもしれない。
…パパ、ママ、ふしだらな娘で御免なさい
次の計画も勇気がいるんだけど、頑張って私。 よ、夜の作戦も実行に移すのよっ!
【了】