08/06/27 23:55:24
姉「モコモコ系マスコットねぇ…犬ちゃんいるし。みんな忘れてるけど猫ちゃんもいるし…」
助「すみません、ウチはもう間に合ってますので。それに背中にチャックついてる方はちょっと…」
キッコロ「ついてないよ!! チャックなんかついてないよ!!!(泣)」
ツ「そういうわけで、おひきとり願おうかしら? 愛くるしい癒し系キャラクターは、あたし一人でもう十分なの」
助「………」
ツ「……な、なによその目は…」
白「……おいてあげて」
姉「白ちゃん…?」
白「………おいしそう…(ジュルリ)」
キ「ビクッ!?」
助「でもですねぇ…これ以上家畜を養う余裕は…」
白「……じゃあ犬を…」
犬「ビクッ!?」
白「…捨てるから」
犬「わふ!?」
助「いいんですか?」
白「うん……飽きたし」
犬「ガ――――ン!!!!!」
完全否定された自らのアイデンティティ―
これまで積み上げてきたものが音を立てて崩れ去った犬は、これより長い旅に出ることとなる―
―犬が全国の捨てペットをまとめあげ人間社会に叛旗を翻す、八年前の出来事であった