08/05/31 02:17:46
「―――え?」
「せっかく…せっかく勇気を振り絞って気持ち伝えたのに…
こんなオレにも女の子らしいとこあるんだって、やればできるんだって、見せたかったのに…」
「え、いや、あの」
「それなのに…それなのにオレだって気づかないなんて…おまけに説教たれるなんて…」
「僕は…僕はその…」
「オレが可愛くしちゃおかしいのかよバカ――ッッ!!」
「……ッ ……だ、だって二人は双子で…」
「ずっといっしょに暮らしてるのに!? なのに見分けもつかないのか…!
どうせオレなんか眼中にないんだろ! ガサツ乱暴エロ女としか思ってないんだろ!
そーだよ! どうせオレなんかガサツで乱暴で淫乱だよ! おまえなんかにゃふさわしくねーよ!
どうせ叶わぬ恋だってわかってたよ! だから……だからせめて女の子らしくって…! バカ――ッ!」
「く、黒、さん…」
「おまえなんか……おまえなんかなぁ!
一生ツン姉の尻にしかれてろ――――ッッッ!!!」 グシャ! 助「ぼぐそ!」
「うわ――――ん!!!」ダダダダダ…