08/09/25 18:50:15 63Fbxq6n0
太陽風活動が観測史上最低水準にまで低下、ユリシーズ衛星による調査で判明
【Technobahn 2008/9/24 22:36】NASAとESAが共同で打ち上げた太陽観測衛星「ユリシーズ
(Ulysses)」による調査活動の結果、太陽風の水準は衛星による精密観測が可能になって以来、
最低水準にまで低下していることが23日、NASAの発表により明らかとなった。
太陽風とは太陽の表層から放出される電離したプラズマ粒子のこと。
NASAジェット推進研究所のエド・スミス博士は「太陽風は太陽系外からは侵入してくる銀河宇宙放射線
(宇宙線)を抑える働きがある」とした上で「太陽風の影響が弱まった場合、銀河宇宙放射が
ヘリオポーズと呼ばれる太陽系末端衝撃波面が太陽系の内側に後退し、銀河宇宙放射線が
太陽系の内側まで侵入してくる可能性がある」と現在、太陽系で起りつつある状況を説明している。
URLリンク(www.technobahn.com)