08/09/24 00:16:18 WOteXX1I0
●アジア太平洋地域のデング熱に警戒を、WHO
2008年09月23日 22:10 発信地:マニラ/フィリピン
アジア太平洋地域で各国政府が対策を強化しなければ、▼約20億人がデング熱に
冒される危険があると、世界保健機関(World Health Organisation、WHO)が23日、警告した。
WHOでは西太平洋地域の37か国・地域に、デング熱ウイルス対策を計画し、地域全体で
取り組むよう勧告している。デング熱は現在、世界で急増している40種類の疾病の1つに
挙げられている。WHOによると、アジア・太平洋地域では1991年から2004年にかけて流行し、
ピーク時の1998年には35万人が感染した。
世界全体で危険にさらされているのは約25億人で、うち18億人が西太平洋地域に住んでいる。
2001年から2004年までの全世界のデング熱感染例の98%、また死亡例の99%はこの地域に
集中しており、国別にはベトナム、マレーシア、フィリピン、カンボジア、ラオス、シンガポール、
フランス領ポリネシア、フィジー、ニューカレドニア、中国で顕著だった。
そのほかの要因としては移住や人口の変化、都市部の急速な発展などを挙げ
●「デング熱は流行している間だけ注意が払われ、あとは放置されている疾病。
アジア太平洋地域の国の多くは対策のためのリソースを持たず、対応できる能力も
限られている」と注意を呼び掛けた。
URLリンク(www.afpbb.com)