08/09/25 05:25:53 KqTW374K0
>>573の続き
車を飛ばしながら麓に戻る車中で、父はC子に何が見えたのか尋ねました。
するとC子は顔を真っ青にして真っ暗だったからよく見えなかったけど
「得体の知れないなにか」が車を取り囲もうとしていたと語りました。
「そうか、危なかった。ほんとにみんな無事でよかった。。。」
とひと安心し、そのままみんなを家まで送り届け解散するはずでした。
そのまま車は麓に戻り、みんなで牛丼を食べて帰ろうよということで途中の牛丼屋に寄りました。
そこで父はある異変に気づきました。
父の彼女のA子の様子がおかしい、しゃべり掛けてもうんともすんともしない。
「おいA子、着いたぞ。降りひんのけ?」
「・・・・・」
「・・・・。じゃお前車の中にいとけ、俺ら飯食ってくるから」
と3人で車を降り
そして店内で3人で牛丼を食べていると、
A子がうつろな表情で店内に入りゆっくりと父の横に立ちつくす。
なにをするのかとA子を見ているといきなりA子が父の牛丼を横取りし、
まるで犬のような食べ方で牛丼を貪り始めました。
「うめぇ・・・うめぇ・・ひひひひ」
本物の基地外のような顔で牛丼を食べていたA子の顔を今でも忘れられないと父は語っています。
続く