08/07/14 18:33:28 QcfjySKe0
取り敢えず、軽めの物にしました。
高校生の頃、田舎の高校に通っていたのでバス停まで自宅から25分も掛かりました。
高速道路の上を通り、国道に向けて続く田舎道で、夜空を見上げれば衛星が動くのが見える程です。
林と新興住宅街を抜けて帰るのですが、痴漢が多くて夕刻には帰りたくない道でした。
その日は、委員会に部活とで遅くなり最終のバスに乗って帰りました。
この時間はほとんど人も歩いていないですし、一番大きい建物は小学校です。
なので、バス停から小学校を越えて工場の合間から見える国道に立つ明るいコンビニが見えるまで私はかなり緊張して軽く走ります。
20m程後ろに誰かが歩いていますが国道を越えれば3分で自宅です、国道が見えて本当にホッとしました。疲れて一分程歩いてしまいました。
その時、私はいきなり身体を後ろにグルリッと廻されました。
えっ!?と思う間もなく、私の真後ろで大きな男が両手を上げて、今にも私に
掴み掛かろうとしていました。
鼻の下を伸ばして、ニヤニヤと笑っていました。