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葉子ネタの続きを作ってみました。文章力なくてさーせん
この言葉を聞いた時、私の心に小さな卑しい感情が芽生えた。
当時の私は中学2年生、性に対して最も急激に目覚めてゆく時期である。
私はふと思う。葉子に対して卑しい感情を抱いたという事は、心のどこかでいつしか葉子を友達としてではなく、一人の女性として見ていたのだ。
今までの葉子とのやりとりを思い返してみた。笑いながら関節技をかけてくる葉子が、突然愛しく感じた。そして、無意識のうちに私はこう言って、手を差し伸べていた。
「僕は、いつもみたいに笑ってる葉子が好きなんだ。何でも言うこと聞いてくれるんでしょ?なら、そんな悲しい顔してないで、ハイっ。一緒に帰ろう」
葉子は、涙を拭いてそっと私の手を握って、涙声でこう言った。
「私もあなたの事、ずっと好きだったんだ。本当は、関節技とかかけるのも怖かったの。嫌われちゃうんじゃないかって。
でも、どう接していいか分からないの。頭が真っ白になっちゃって。
さっきの言葉、覚悟してたんだ、襲われる事も。だって、私今までそれだけの事してたんだもんね。
私が接し方が分からないせいで、あなたがどれだけ痛い思いをしてたのか。想像しただけで、胸が締め付けられた。
でもね、それでも良いと思ったの。絶対後悔はしない。だって、あなたに私の初めてをあげられるんだもん、どんな形であれ。」
「もう良いよ。今までの事は。もう、涙を拭いてってば、僕は気にしてないって」
「違うよ。この涙は嬉しくて、嬉しすぎて溢れてくるの。」
そう言って葉子は私の背中を叩いてきた。すると、咄嗟に葉子がまたやってしまったという様な顔をした。私は照れくさく言った。
「僕は、いつもの葉子が今までも、そしてこれからも大好きだよ。」
葉子は笑って、手をギュッと握った。葉子のぬくもりがより一層感じとれた。すると葉子はこう言った。
「今から、私のうちに来ない?」
「流石に今からだと、僕なら大丈夫だけど、葉子の親とかにも迷惑だよ。」
「今日、お父さんは残業で、お母さんは夜勤だから、今晩は一人ぼっちなんだ。」
以上、センター国語78/200のエロゲヲタ大学受験生がお送りしました