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マスコミと若い人との隔絶(3)情報を共有する
前回は若者にも問題点があると提起した。
今回は、年配の方と若者とのつながりについて、掘り下げて議論をしたいと思う。
近年の核家族化の進行により、年配の方と若者とのつながりは確実に減った。私も祖父祖母と話をする機会を持てるのは年末年始、
盆休みくらいなもので、それ以外には祖父祖母と話をする機会はほとんど持てない。ただ、会った時には様々な話を聞いたり自分から
話をしたりできるという環境にあるので、年配の方に対する一定以上の理解はあるつもりだ。
しかし、世間一般に目を向けると若い人と年配の方との意識の共有というのは、減ってきたように思われる。若い人たちは情報源の半分
以上をネットから得て、年配の方たちは新聞やテレビ、近所づきあいの中の世間話から得ていることが多い。当然得ている情報の量も
違えば質も違う。なにより、情報そのものが違う場合が多い。そして、それまでの経験の差も違えば、得る能力も差もある。
このような若い人と年配の方との隔絶がある中で、どうしたらお互いの意識を伝えあうことができるのだろうか、ということについて考える
べきなのだろう。私が目をつけたのは、年配の方が若い人の考えをあまり理解していないのではないかということである。