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マスコミと若い人との隔絶(2)若者の問題
前回は、団塊の世代と若い人との意識の違い、年配者ゆえの頭の固さが問題となっているのではないかと述べた。
今回は、若い人の問題点にも踏み込んで考えてみたい。
ネットでは、若者たちは威勢よく叫んでいる。
「今のマスコミは腐ってる!」
「マスメディアの崩壊だー」
また、それにつられてさまざまな行動を起こそうとしている人もいたるところで見かける。叫ぶことも、行動を起こそうとする人も、ネットの中だ
けのことならかわいいものだなと思うのだが、少し時間がたつと左翼の市民団体のようなものを作り出そうとしていることがよくある。それが
いけないとは言わないが、もう少し落ち着いて周りの状況を見ないか?と思ったりする。
(中略)
ここにも、さまざまな問題点はあるが、それは今回は横に置いておく。つまり、マスコミにはマスコミの言い分がきっとあるのである。(椿事件
の再来ともいわれているがそれも目をつむる)しかし、そういった事実も分からずに、若い人たちは目新しいものに影響され、正確な判断がで
きない傾向にある。「マスコミは大衆を洗脳している!」と叫びながらも、自分たちの都合のいい情報にはすぐに流され、仮想の敵を作ってい
る。
幼さゆえに適切な行動ができない、新しすぎることでそれを監督したり接収したりできる機関がない。(左の機関はたくさんある)そこに、長年
変わらない若者の問題点があり、それを意識できない人が多いことが最たる問題ではないだろうかと私は考えている。
では、どうすれば解決できるのだろうか。それは、自分自身が幼いことを自覚し、適切な経験と知識を積んでから行動するように心掛ければ
いいのだと思う、ただそれだけだ。また、分からないことがあれば、若い人たちで突っ走るのではなく、経験のある人に聞き、教えてもらいな
がら行動することを忘れないようにしたい。そうしなければ、かつての学生運動と同じように、活動で身を粉にした挙句、社会に埋没する灰と
なって乾いてしまうことだろう。