10/07/28 10:15:36
米沿岸警備隊によると、米ルイジアナ州南東沖のバラタリア湾で27日、水路を航行中の船舶が油井に衝突した。
油井から油と天然ガスが海上に噴出している。
現地時間の同日午前1時ごろ、しゅんせつ船をえい航していた船舶が、現在は使われていない油井に衝突した。
同州のジンダル知事によれば、この事故でパイプラインから茶色がかった蒸気が約30メートル上空まで噴出した。
天然ガスと泥の混ざった油が流出したとの情報もあるが、流出量はまだ確認されていないという。
沿岸警備隊や州と連邦当局は、被害状況を調査し、メキシコ湾の原油流出対策のため現地に配備されていた船舶や
機材などを活用して除去作業に当たっている。
ジンダル知事の報道官によれば、油井はテキサス州の企業が保有していたもので、州は2008年11月にこの油井
が放棄状態にあると宣言していた。ただ、この企業が責任を免れるわけではないとしている。
ソース:CNN URLリンク(www.cnn.co.jp)