【インド】階級差カップルの悲劇 「名誉殺人」続発[10/07/20]at NEWS5PLUS
【インド】階級差カップルの悲劇 「名誉殺人」続発[10/07/20] - 暇つぶし2ch1:フライングやるっきゃナイツφ ★
10/07/20 11:43:49
伝統的な階級制度カーストが根強く残るインドの首都ニューデリーで最近、異なるカーストの間で
交際、結婚したカップルを親族らが殺害する事件が相次いでいる。
「家の名誉を汚した」との理由による「名誉殺人」だ。
経済発展に伴い都会では異なるカーストの男女が出会う機会も増加。だが、ヒンズー教に基づく
結婚慣習は根強く、自由な恋愛をした若者たちが犠牲になっている。

■婚約反対の親族が凶行
ニューデリー郊外のゴカルプリ。6月14日未明、労働者が多く住むレンガづくりの家々が並ぶ一角で、
運転手ヨゲシュ・クマルさん(19)とアシャ・サイニさん(19)は、サイニさんの親族に
棒でめった打ちにされるなどして殺害された。

「わたしに何をしてもよいが彼だけは逃がして」。
騒ぎで外に飛び出した隣人のスジト・クマルさん(22)は、懇願するサイニさんの叫び声を聞いた。

ゴカルプリを管轄する警察署のパンカジ・クマル署長によると、2人は3~4年前から交際。
だが、相手のカーストが低いと分かるとサイニさんの家族や親族が反対した。

無理やり別の男性と婚約させられたサイニさんは、駆け落ちする計画を立てたが発覚。
2人はサイニさんの親族宅に呼び出されて殺害された。殺害に加わった両親ら親族5人が逮捕された。

■欧米のように自由恋愛
名誉殺人は保守的なヒンズー教徒が多い北部ウッタルプラデシュやパンジャブ、ハリヤナなどの州で
起きることはあったが、大都会のデリー首都圏での発生をメディアは大きく報道。
触発されたのか、首都圏で異カースト間の結婚をした男女を親族が銃で殺したり、自殺に追い込んだり
する事件が続発している。

「かつては、親や親族が決めた相手と結婚するのが通例だったが、今では欧米のように自由に恋愛をし、
結婚となった段階でカーストが問題化するケースが多いようだ」と社会学者プレム・チョードリー氏は
指摘する。

■「社会的には正当化」
若い世代の“奔放さ”に周りの目は冷ややかだ。保守的なことで知られる、ハリヤナ州のジャート族の
指導者スリンデル・ダンカル氏は「経済が発展しようが、結婚の慣習が崩れることはあってはならない」
と強調。
名誉殺人の犠牲になった24歳の女性の親族は「殺人は悪いことだが、社会的には正当化される」と話す。

チョードリー氏によると、名誉殺人の犠牲者数は年間数百~千人で、増加傾向にある。
親族や地域の長老らの指示に基づくケースが多い。
事態を重く見た政府は、これまで罪に問われなかった名誉殺人の「教唆」に罰則を設ける刑法改正案を
次回議会での上程に向け準備中だ。

ソースは
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)



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