【NASA】「2013年5月、人類の文明が破壊される」~巨大な太陽フレアによる「ソーラーストーム」が地球に到達する可能性あり[06/08]at NEWS5PLUS
【NASA】「2013年5月、人類の文明が破壊される」~巨大な太陽フレアによる「ソーラーストーム」が地球に到達する可能性あり[06/08] - 暇つぶし2ch1:イマジンφ ★
10/06/09 10:19:45
URLリンク(gigazine.jp)

NASAによると、今までもありうるのではないか?として危惧されていた大規模な「太陽嵐
(ソーラーストーム)」が地表に到達する可能性について、2013年5月頃に発生するかも
しれないとして、人類の文明が太陽嵐によって破壊されるのを防ぐため、ワシントンで
6月8日から開かれるナショナルプレスクラブの「宇宙天候企業フォーラム(Space Weather
Enterprise Forum)」にて会合を持つことになりました。この会合によって、社会の重要な
インフラを保護するための方法が検討されることになります。

前回大規模な太陽嵐が発生したのは1859年。この際には巨大な太陽フレアによって口火
を切られた磁気嵐が地球に押し寄せ、電線がショートして家が火事になるなどの被害が
発生、さらに赤や緑に光り輝くオーロラがハワイでも観測され、その光で新聞を読むことが
できたほどだったそうです。

以下の写真は2003年10月22日にウィスコンシン上に現われたもので、これと同じような
ものがハワイで観測された、ということです。
URLリンク(gigazine.jp)

この「太陽嵐」について研究し、「宇宙の天候」とも言うべきものをモニターして予測する
という研究分野は比較的新しいもので、科学者たちは次の数年にわたって太陽風の
著しい増加を予測しています。NASAの科学者であるリチャード・フィッシャー氏は
「太陽は深い眠りから目覚め、次の数年ではるかに高いレベルの太陽活動に遭遇する
でしょう」としています。

この太陽嵐は電子機器、例えば携帯電話やパソコン、ネットが好きな人にとってはまさに
必殺の一撃となるもので、特に人工衛星に関するサービス、例えばGPS・携帯電話・
クレジットカード決済(人工衛星を実は使っているらしい)などは荷電粒子の大きな波に
よって無効になる場合があるか破壊される場合があります。
URLリンク(gigazine.jp)

NPRによって報告される最悪のシミュレーションによると、特に厳しい太陽風の場合、
大多数の民間通信衛星を破壊し、変圧器の故障によって何百万もの人々が電力のない
停電状態に置かれることになります。

NASA制作のこのムービーを見ると、大体どのようなことになるのかがわかります。
(動画)(WMV形式、35.2MB)
URLリンク(svs.gsfc.nasa.gov)
2010年4月19日に観測された最も大規模な爆発のうちのひとつはこんな感じです。
この規模でもまだ影響はありませんでした。
(動画)(MOV形式、25.1MB)
URLリンク(science.nasa.gov)

ちなみにこの太陽嵐については2年前に米国科学アカデミーが「厳しい宇宙気象」という
タイトルを付けた画期的な報告書の中でその社会的および経済的影響について述べて
おり、スマートグリッド、GPSの操縦、飛行機旅行、金融サービスおよび緊急無線通信は
すべて、極度の太陽活動によって影響を被るとされています。
ハリケーン・カトリーナより経済的な損害は大きく、これらを防ぐためには、例えば人工衛星
であれば「セーフ・モード」にして変圧器を分離することによって電気的な急上昇による破損
から保護することができるそうです。
なお、この「宇宙天気予報」についてはまだはっきりとした予報技術が確立されていなかった
のですが、日本の京都大学が宇宙天気予報の基礎となる太陽嵐の最新モデリングに成功
しています。

宇宙天気予報の基礎となる太陽嵐の最新モデリングに成功 京都大学
URLリンク(www.kyoto-u.ac.jp)
URLリンク(gigazine.jp)

URLリンク(gigazine.net)
ソース:GIGAZINE


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