10/06/01 11:50:25
グルジアのサアカシュビリ大統領が、自分の専用機に緊急脱出装置を
約700万ドル(約6億3千万円)かけて設置したのは国家予算の浪費だとして、
野党勢力が非難している。
脱出装置は1人用。
インタファクス通信によると、4月にポーランド大統領ら96人が乗った政府専用機が
ロシア西部カチンの近くで墜落し、全員が死亡した事故をきっかけに導入を決めた。
ロシア紙コムソモリスカヤ・プラウダは「最も勇敢な大統領が臆面(おくめん)もなく
おびえて再び国民を驚かせた」などと皮肉った。
同紙によると、既存の機体に脱出用の穴を開ける改修をすれば、かえって墜落の危険度は
増す、と指摘する航空専門家もいるという。
グルジア野党勢力は、大統領はかつて、民間機しか使わないと言っていたのに、
約5600万ドル(約50億円)で専用機を購入したとも指摘。
「経済危機を口にしながら、自らの快適と安全のために散財している」と
批判を強めている。
ソースは
URLリンク(www.asahi.com)