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イスラエル外務省は11日、昨年12月にバンコクの空港で貨物機から押収された大量の
北朝鮮の武器は、シリア経由で、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラ、
パレスチナのイスラム原理主義組織ハマスに届けられる予定だったと声明で明らか
にした。
これら武器の最終的な受け取り手について、政府レベルの公式見解が出るのは初めて。
イスラエルのリーベルマン外相が11日、東京で鳩山由紀夫首相と会談した際に語った
内容としている。
タイ政府から国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会に提出された報告書では、
貨物機の最終目的地はイランの空港とされていたが、受け取り手については明らかに
なっていなかった。
声明によると、リーベルマン外相は会談で鳩山首相に対し、北朝鮮とシリアの協力
関係について言及。特に武器密輸を問題視し、タイでの押収事件を一例として挙げた。
タイ政府の報告書によると、押収されたのはロケットランチャーの砲身や砲弾、対戦車
ロケット砲RPG7など計約36トン。
共同通信(12日12:19)
URLリンク(www.47news.jp)
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