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第2次大戦中にポーランド軍将校ら2万人以上が旧ソ連秘密警察に虐殺されたロシア西部の「カチンの森」
事件をめぐり、ロシアのプーチン首相が7日に現地で行う70周年追悼式にポーランドのトゥスク首相を
公式に招待、虐殺を扱った映画を国営テレビで放映し、歴史的和解に向けた動きを見せている。
虐殺についてソ連はナチス・ドイツの犯行と主張してきたが、1990年になって当時のゴルバチョフ大統領
がソ連の仕業だったと認めた。しかしソ連の継承国ロシアはポーランドが虐殺を政治的に利用しているとの不
信感を抱き、一部ロシアメディアはナチス犯行説を紹介するなど、両国間にしこりが残っていた。
ロシア国営テレビは追悼式に先立ち、これまで国内でほとんど上映されていなかったポーランドのアンジェイ
・ワイダ監督の映画「カティンの森」(2007年公開)を2日に放映。「史実に基づいた作品」などの専門
家らの映画評も伝えた。
ソース:共同 URLリンク(www.47news.jp)