10/03/08 18:46:11
トルコ東部で日本時間の8日午前、マグニチュード5.9の地震が起き、壊れた建物の
下敷きになるなどして、これまでに41人が死亡しました。
数多くの断層があるトルコでは、規模の大きい地震がたびたび起きており、1999年
にはトルコ西部を震源としたマグニチュード7.4の地震でおよそ1万8000人が犠牲に
なっています。
現地時間の8日午前4時半ごろ、日本時間の8日午前11時半ごろ、トルコ南東部の
中心都市、ディヤルバクルから北におよそ100キロの地点を震源とする地震があり
ました。アメリカの地質調査所によりますと、地震の規模を示すマグニチュードは
5.9、震源の深さはおよそ10キロと推定されています。
トルコ首相府の発表によりますと、震源に近いオクチュラル村など3つの村で一部の
建物が壊れ、がれきの下敷きになるなどして、これまでに41人が死亡、100人余りが
けがをしているということです。現地では、このほかにも壊れた建物に閉じ込め
られている人がいるものとみられ、最も被害が大きいとみられるオクチュラル村では、
混乱を避けるため軍が報道機関や一般市民の立ち入りを制限して救出作業が行われて
います。
また、首都アンカラにある日本大使館によりますと、これまでのところ日本人が
被害を受けたという情報はないということです。数多くの断層があるトルコでは、
規模の大きい地震がたびたび起きており、1999年にはトルコ西部を震源とした
マグニチュード7.4の地震でおよそ1万8000人が犠牲になったほか、2003年には
今回の震源の近くで起きた地震でおよそ170人が死亡しています。
NHK(8日17:54)
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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