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鳩山由紀夫首相は27日、高知市内で記者団に、ベトナムでの原子力発電所の建設計画に関して、
日本企業の受注獲得に向けて自らトップセールスに乗り出す意向を明らかにした。週明けにも
グエン・タン・ズン首相に親書を送り、日本の原発を売り込む。国際的な原発受注競争が激化
する中、官民一体となって取り組む姿勢をアピールする狙いだ。
日本が受注を目指すのは、ベトナム南部で計画される第2期工事で、フランスなどと激しく
争っている。親書では、政府が民間企業と共同で、海外の原発の事業化調査を請け負う新会社を
設立する構想を説明。ベトナムとの原子力協力協定の交渉開始も打診するもようだ。
原発受注に向けた国際競争は激化している。日本は昨年末にアラブ首長国連邦(UAE)アブダビ
首長国の原発プロジェクトで韓国に敗れ、ベトナムでの第1期工事もロシアが受注する方向と
なっている。
日経新聞(28日00:20)
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