10/02/17 11:21:11
★エストニア首相が日本に期待
バルト３国の１つ、エストニアのアンシプ首相は、安定したエネルギーを確保して
いくため、原子力分野の発展に力を入れていくとして、日本の技術協力に期待を
示しました。
日本を訪問しているエストニアのアンシプ首相は１６日、都内でＮＨＫのインタビューに
応じました。この中でアンシプ首相は、エストニアのエネルギー戦略について、「二酸化
炭素を排出せず、エネルギー効率のよい原子力分野の発展に力を入れていく」と述べ、
消費エネルギーに占める原子力の割合を大幅に増やしていく考えを示しました。
エストニアは、隣国のリトアニアにあった旧ソビエト製の原子力発電所が去年１２月に
閉鎖されたことに伴い、新しい原発をバルト３国で共同建設する計画の旗振り役となって
います。
これについてアンシプ首相は、財政面などでほかの２国との調整がつかず、計画が予定
どおり進んでいないとして、単独での原発建設も検討していることを明らかにしました。
そして、「われわれには経験がなく、建設には最良の技術が必要だ」と述べ、日本の技術
協力に期待を示しました。アンシプ首相は１６日、直嶋経済産業大臣との会談でこの問題
を話し合ったほか、首相に同行した電力会社の幹部が日本の原発メーカーを訪れたという
ことです。
ソース：ＮＨＫ
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