10/01/27 15:10:13
フランス国民議会(下院)の調査委員会は26日、イスラム教徒の女性が顔を覆う
「ブルカ」などの着用を公共の場で禁止する法制度を整備するよう議長に提言した。
ただ異論も多く、今後曲折が予想される。
提言は、国民議会が「教条的なベール着用は仏で禁止される」と決議するとともに、
学校周辺や病院など公共の場や交通機関で着用を禁止する法律を制定するよう求めた。
罰則は未定だが、従わない場合に公共サービスを受けられない、としている。
調査委員会は、着用反対強硬派のジェラン共産党議員が主導。
街頭などでの全面着用禁止を狙ったが、議会でも慎重な意見が強く、公共の場での
禁止に譲歩した。
仏国民議会は今後、法制化の是非を議論するが、イスラム諸国の反発も予想される。
アフガニスタンに多いブルカや湾岸諸国で一般的なニカブなど、顔や体をすっぽり
覆うイスラム教徒の女性のベール着用は近年、仏大都市近郊の移民が多い地区で
広がっている。
これに対し、仏世論の多数は「女性の権利を侵害する服装」と不快感を示しており、
ルポワン誌の世論調査では57%が禁止の法制化に賛成した。
ソースは
URLリンク(www.asahi.com)
ウィキペディアから一部抜粋。
ブルカ
ターリバーンによるブルカ着用の強制という言説から、イスラームによる女性抑圧の
象徴として扱われる。
乾燥した空気や強い日光から肌を守ると言う気候に対応した機能も当然持っており、
そう言う面では女性を守る意味もあるため、ブルカ=女性抑圧と単純に断じるのは
危険であるという主張もある。また、全身を覆う理由として、男性の目から逃れる
(性別の判別をつきにくくさせる)ためという説もある。
URLリンク(ja.wikipedia.org)
アフガニスタンの女性がブルカをかぶっているところ
URLリンク(upload.wikimedia.org)