10/01/26 21:10:26
アメリカで、反米感情をあおると見なされた中東の衛星テレビ局に対して懲罰的な措置をとることが
検討されていることについて、アラブ諸国が加盟するアラブ連盟は、「表現の自由」を侵害する不当な
干渉だとして、各国が協力して対抗していくことで一致しました。
アメリカでは先月、イスラム過激派とつながりが深いとされ、反米感情をあおると見なされた中東の
複数の衛星テレビ局に懲罰的な措置を課す法案が議会で可決され、これに対しアラブ諸国で反発が
強まっています。
アラブ連盟は24日、エジプトの首都カイロで、衛星テレビ局を管轄する各国の閣僚らを招集して緊急の
会議を行いました。その結果、この問題でアメリカに代表団を派遣して意見を交わすことを決めたうえで、
アメリカが実際に懲罰的な措置をとった場合、アラブ連盟としては、「表現の自由」を侵害する不当な
干渉だとして、各国が協力してアメリカの措置に対抗していくことで一致しました。
会議のあと記者会見を行ったアラブ連盟のムーサ事務局長は「アメリカのテレビ局も、アラブやイスラム
教徒を攻撃し侮辱する放送を出している。こうしたことをやめさせるために十分に話し合っていきたい」
と述べました。
NHK(25日06:44)
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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