10/01/12 20:56:46
自殺率の低さで有名なイタリアで、昨年の刑務所内の自殺者数が過去最悪の72人に達したことが
分かった。今年は早くも4人が死亡。人権団体は刑務所の定員を超える過剰な収容状況などを原因
に挙げた。レプブリカ紙が11日までに伝えた。
1990年からの自殺者累計は1018人。同団体は、バチカンのおひざ元で自殺を禁ずるカトリックの
影響が強く、10万人当たりの自殺者数(自殺率)が5・6人(2007年)と先進国で最低水準のイタリア
では異常事態と指摘している。
移民の犯罪増加などによる過剰収容のほか、看守不足で監視が十分にできないことからくる
受刑者同士の暴力事件、麻薬中毒者への不十分な治療、カウンセラー不足が事態を悪化
させている。
記事:MSN産経ニュース
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