10/01/10 17:33:36
古くより目撃情報が報告され、UMA(未確認動物)の代表的存在として知られるのが、英国のネス湖に生息
するとされるネッシー。これまで大きな恐竜のような“何か”を捉えた写真や動画が数多く残されている
ものの、未だはっきりとした存在確認がされていない謎の生物だ。ただ、最近は目撃報告が減少しており、
従来の存在否定派に加え、肯定派の間でも「ネッシーは死亡したのでは」との話が広がっているという。
そうした中、ネッシー公式ファンクラブの会長は「昨年も“信頼できる”目撃情報が1件報告されている」と、
「ネッシー死亡説」に反論している。
一時期に比べると、ネッシーの目撃情報が極端に減っているという事実は、ネッシー公式ファンクラブの
ゲイリー・キャンベル会長も認めるところ。「10年前まで、我々は多くの素晴らしい目撃情報を耳にした
ものだが、ここ2、3年はめっきり」(英紙デイリー・レコードより)減っているそうだ。
昨年は欧米や日本などで放送している衛星放送のヒストリーチャンネルが、人気ドキュメンタリーシリーズ
「モンスター・クエスト」の中でネッシー死亡の可能性を探る番組を放送。番組では「ネッシーの死体が
湖底に沈んでいる」との仮説をもとにネス湖の湖底調査を行い、結果的に確認には至らなかったが、この
ような検証番組が「ネッシー死亡説」を大きくする一因になっているようだ。
こうした最近の流れに、会長は黙っていられない様子。2009年に寄せられた数件の目撃報告を慎重に精査した
結果、6月に湖畔のホテル近くから目撃された1件は“信頼できる”として、生存の可能性を強く推している。
たった1件ではあるが、これを根拠に「今でもネッシーは生息している」との信念を曲げてはいない。
それでもほかのネッシーファンと同様、会長もホンネの部分では、ネッシー生存に少なからず不安を抱えて
いるようだ。というのも、昨年6月の報告例までの1年間、ぱったりと目撃情報が挙がってこなかったそうで、
「(昨年の目撃情報を)聞いた時は、とても安心した」(デイリー・レコード紙より)と素直な気持ちも
チラリ。「もし報告がないままだったら、我々は本当に、本当に心配していただろう」(同)と話している。
また、「ネッシー死亡説」が広がることによって、ネス湖の観光客が減少する可能性も危惧する会長。
「ネッシーの存在を信じる、信じないに関わらず、“ネス湖の怪獣”は我々が抱える重要な観光スポットの
ひとつだ」(デイリー・レコード紙より)と話し、こうした点もあって「ネッシー死亡説」には黙って
いられないらしい。しかし、不安を拭いきれない会長は、「たぶん、水中を捜索すれば答えは見つかる
だろうが、ネッシーも頭を抱えて隠れ続けてるだろう」(同)とも。答えがはっきりするよりは、このまま
ミステリーとして語り継がれることを、会長をはじめとする地元の人は望んでいるのかもしれない。
Narinari.com(8日13:10)
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DailyRecord(英語 6日)
The end of Nessie: Researchers fear Loch Ness monster may be dead
URLリンク(www.dailyrecord.co.uk)
依頼により立てました
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