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イタリア南部カラブリア州ロザルノで7日夜に始まったアフリカからの移民による暴動は8日夜
(日本時間9日朝)までに、さらに拡大。同国主要メディアによると、暴動には数百人が参加、
開始以来の負傷者は重傷者2人を含む計37人に達し、同国の移民の暴動としては近年で最悪規模
となった。ナポリターノ大統領は移民らに即座の暴力停止を訴えた。
南部の黒人移民は劣悪な生活環境の下、1日20ユーロ(約2600円)程度の賃金でオリーブの
収穫など厳しい農作業に従事させられており、不満が爆発した形だ。
マローニ内相は「移民に寛容すぎた」と述べ、暴動に対処するため緊急対策室を設置。移民らは
「おれたちは動物じゃない」と叫びながら投石、鉄パイプで車や商店を破壊した。危機感を覚えた
イタリア人住民側も移民を車やブルドーザーでひこうとしたり、威嚇射撃を行ったりした。
共同通信(9日08:56)
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イタリア南部カラブリア州ロザルノで7日夜に始まった、アフリカからの移民による暴動の負傷者は
9日午前(日本時間同日夜)までに、重傷者5人を含む計66人となった。治安当局は事態沈静化を
狙い8日深夜、移民約300人を強制的に南部クロトーネなどの収容施設に移送した。
レプブリカ紙などが伝えた。9日午前現在、ロザルノ市内では大きな騒ぎは起きていない。
負傷者の中には移民、警官隊のほか、暴動で車や商店が破壊されたことに怒り、移民を攻撃した
イタリア人住民らも含まれている。
共同通信(9日21:15)
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