【宗教】「働いてはならない」~イスラエルの「エラの谷」で世界最古のヘブライ文字を発見…旧約聖書成立時期に影響の可能性[01/09]at NEWS5PLUS
【宗教】「働いてはならない」~イスラエルの「エラの谷」で世界最古のヘブライ文字を発見…旧約聖書成立時期に影響の可能性[01/09] - 暇つぶし2ch1:イマジンφ ★
10/01/10 12:11:03

有名な古代イスラエルの王ダビデとペリシテ人ゴリアテの戦い(第一サムエル記17章)
の場となった「エラの谷」にある要塞跡で発見された約3000年前の陶片の解読を行って
いたイスラエル・ハイファ大学は7日、陶片の文字が世界最古のヘブライ文字であること
を確認したと発表した。旧約聖書が書かれた年代については諸説あるが、それらを覆し
さらに数世紀さかのぼる可能性もあるという。

イスラエルの日刊英字紙『エルサレムポスト』などが伝えた。

要塞跡近くで約1年半前に発見された縦15センチメートル、横16.5センチメートルの陶片
には、ヘブライ人やペリシテ人が使用していた原カナン文字で5列の文字列が記されていた。
放射性炭素年代測定法によると、これらの文字は紀元前10世紀ごろのもので、ダビデ王
(前1000年~961年頃在位)時代にまでさかのぼるものと考えられるという。

解読を行ったゲルション・ガリル教授(聖書学)は、発見された文字列における動詞の使用方法
や、文字列の内容自体が同地域の他の文化では見られないヘブライ語、ヘブライ社会特有の
ものであるとして、この文字列が初期のヘブライ文字だと判断したという。

「この文字列は社会的な声明文で、奴隷や寡婦、孤児について言及している。同地域の他言語
ではほとんど使われていなかった『asah(働く)』『avad(仕える)』といったヘブライ語特有の動詞
が使われている。特に、文字列の中で数回出てくる『almanah(寡婦)』のような単語は、他言語
では違った記述がされており、ヘブライ語特有のものだ」と説明する。

一方、ガリル教授は、今回の文字列の解読は、紀元前10世紀ごろにもヘブライ文字が使われて
いたということを示すもので、この時代に聖書や聖書の一部について記述する能力がなかったと
する現在の研究を覆す可能性があると指摘している。

解読された文字列は下記の通り。

あなたは働いてはならない、しかし(主を)礼拝しなければならない
奴隷、寡婦を裁け 孤児を裁け
(そして)寄留者を。赤子のために弁護しろ 貧しい人々のために弁護しろ (そして)
寡婦のために。王によって貧しい人々の復帰を助けよ。
貧しい人々(と)寡婦を守り、寄留者を助けよ。

URLリンク(www.christiantoday.co.jp)
ソース: クリスチャントゥデイ


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