09/12/30 13:51:39
ロシアのプーチン首相は、アメリカとの間で交渉が続く新たな核軍縮条約を締結したあとも、
ミサイル防衛計画を進めるアメリカとの軍事バランスを保つために、新条約の枠内で新型の
弾道ミサイルなどの開発を進める考えを示しました。
ロシアのプーチン首相は29日、極東のウラジオストクで、ロシアのメディアと会見しました。
この中でプーチン首相は、今月上旬に失効した第1次戦略兵器削減条約に代わる新たな核軍縮
条約について、「交渉はよい方向に進んでいる」と述べて楽観的な見方を示し、当初目標と
していた年内の期限を過ぎても大きな問題ではないという認識を示しました。
その一方で、ミサイル防衛計画を進めるアメリカについて、「自分たちが完全に安全だと
感じれば、政治・経済の分野でも、やりたいようにするだろう」と指摘し、アメリカとの間で
軍事的な均衡を保つことが重要だと強調しました。そのうえで、「ロシアは攻撃システムを
発展させる必要がある」と述べて、アメリカのミサイル防衛を突破できる新型の弾道ミサイル
などの開発を進める考えを示しました。
プーチン首相の発言は、アメリカがロシアに対して核戦力の分野で一方的な優位に立つことは
容認できないという立場を強調し、アメリカにくぎを刺したものとみられます。
NHK(30日04:56)
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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