09/12/26 18:22:28
◇「米本土上空で爆破せよ」 アルカーイダ指示と容疑者供述
【ワシントン支局】25日発生した米航空機爆破未遂事件で、拘束されたナイジェリア人の
アブドゥル・ムダラド容疑者(23)が国際テロ組織アルカーイダから、米本土上空で
機体を爆破せよとの指示を受けたと供述していることが明らかになった。AP通信が伝えた。
また、米CNNによれば、同容疑者はイエメンで爆発物と指示書を受け取ったと供述しているという。
一方、ロイター通信がキング米下院議員の話として伝えたところによると、
同容疑者は米政府のデータベースで「テロリストと強い関係を持つ」
人物と記載されていた。しかし「搭乗禁止者」には指定されていなかったという。
ソース(産経新聞)URLリンク(sankei.jp.msn.com)
◇ノースウエスト機で爆破テロ未遂 容疑者は過激派との関係自供
(CNN) アムステルダム発米デトロイト行きのノースウエスト航空機(乗客数278人)内で25日、
着陸直前に乗客の若い男が小型の爆発物に着火し、拘束された。米高官によると、
ホワイトハウスはテロ未遂との認識にある。
複数の目撃者によると、事件当時機内では悲鳴が上がり、乗員が慌てて消火器を取りに行くなど
パニック状態になった。炎が上がったとの指摘や、「風船が割れるような」爆発音を聞いたとの発言もある。
容疑者の男は別の乗客や乗員らに直ちに取り押さえられた。拘束後は大腿部に負ったやけどの
手当てを受けている。米運輸保安局(TSA)によると、旅客機は安全のため空港の遠隔地に移動。
乗客は機内から退避させられた後、捜査官の事情聴取を受けた。機内や手荷物を検査した結果、
他の不審物は発見されなかった。
消息筋によると、容疑者はまずナイジェリアのラゴスからKLMオランダ航空で
アムステルダムのスキポール空港に到着しており、いかなる搭乗禁止者リストにも
名前が掲載されていなかった。
米治安関係筋がCNNに語ったところによると、容疑者はナイジェリア国籍で、
過激派とのつながりを自供した。爆発物はイエメンで入手し、使い方の指示も
受けていたとされる。米連邦捜査局(FBI)は事件について捜査を進めており、
爆発物の残がいをバージニア州クアンティコの研究所で分析中という。
オバマ米大統領は休暇先のハワイで、側近から電話で事件の報告を受け、
その後治安担当顧問らとの協議で空港などの警備態勢強化を指示した。
ホワイトハウスのバートン報道官によると、大統領は予定を変更していない。
米国土安全保障省はこの日、旅客機搭乗客らの保安検査強化に乗り出す方針を発表した。
ノースウエスト航空は現在デルタ航空の傘下にあるが、便名はノースウエストのままになっている。
ソース(CNN)URLリンク(www.cnn.co.jp)
▽25日、デトロイトの空港に駐機するテロ未遂に遭ったデルタ航空傘下のノースウエスト機(AP)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
▽元ニュース
アルカーイダか デトロイトで航空機爆破未遂、テロの疑い
URLリンク(sankei.jp.msn.com)