09/12/21 19:34:57
◇ウェールズのスター選手が同性愛を告白、ラグビー界の大物で初
(CNN) ラグビーの元ウェールズ代表選手として活躍した
ガレス・トーマスさん(35)が英紙デイリー・メールでのインタビューで、
同性愛者であることを告白した。ラグビー界の大物選手が同性愛を
カミングアウトするのは初めて。
トーマスさんはウェールズ代表は引退したものの、現在もカーディフ・ブルーで
現役選手としてプレーしている。2002年に幼なじみの女性と結婚したが、
06年には別居に至り、まもなく離婚手続きが終わるところだという。
デイリー・メールの記事によると、トーマスさんは16─17歳のころから
同性愛者であることに気付いていたが、ラグビー選手としてのキャリアを
築くためこれを隠してきたという。
また、「自分が同性愛者として受け入れてもらえることはないと分かっていたから、
自分自身が同性愛者であることを受け入れられなかった」「涙と怒り、
どうしようもない絶望という感情がいつも心にあった」と、苦悩を語っている。
しかし、2006年11月にウェールズが代表戦を戦った後、監督に告白。
さらに、数人の選手にも明らかにしたが、「みんな、背中をたたいて
『全然気にしてないよ』と言ってくれたり、仲の良い2人は驚きもしなかった」と、
周囲にカミングアウトした際に拒否されなかったことにほっとしたという。
また、「ラグビーの代表選手としてタブーを打ち破ることは、とてもタフなことだったが。
統計的に見て、自分だけじゃないと思うが、同性愛者の選手を他に知らない」と話している。
さらに、「自分は同性愛のラグビー選手として知られたくはない。
まずはラグビー選手であり、そして男なんだ。ただ、同性愛者だったというだけで。
それとこれとは関係のないこと。ラグビーで達成することと、家で自分がやることは、
別でいいんだ」と述べている。
ソース(CNN)URLリンク(www.cnn.co.jp)