09/12/21 19:32:59
◇露、宇宙開発の主導権獲得に意欲 米スペースシャトル退役を受け
【モスクワ=佐藤貴生】国営ロシア通信によると、野口聡一さんらが搭乗した
宇宙船ソユーズは、初めて厳冬期の夜間にバイコヌール基地から
国際宇宙ステーション(ISS)に打ち上げられた。米スペースシャトルが
2010年に退役することに伴い、年間の打ち上げ回数が2回から4回に
増えることに対応したものだ。新たな環境下で打ち上げを成功させたロシアは、
再び、宇宙開発の主導権獲得に乗り出す意欲を示している。
露宇宙庁によると、ソユーズはこれまで主に春と秋の日中に打ち上げられてきたが、
「冬の夜は弾道学の観点から打ち上げに適しているし、より安全だ」(当局者)とし、
今後は季節や時間を選ばず打ち上げが可能になる見込み。
ISSと地球の往復という基幹を担うロシアは来年、火星や他の惑星への
有人飛行を視野に、原子力を動力源とする宇宙船の研究に着手する見通しだ。
総額200億ルーブル(約600億円)をかけ、9年後には完成させる意向を示している。
ただ、ロシアの開発技術レベルから実現を疑問視する見方があるほか、
事故時の被害の大きさを懸念する声も聞かれる。
米国の宇宙開発の足踏みを横目に、中国は昨年秋、3度目となる
有人宇宙船を打ち上げ、船外活動も行った。インドも昨年、
初の月探査衛星を打ち上げたほか、日本や欧州宇宙機関(ESA)も
月探査に乗り出している。“多極化”のなかで、
当面はロシアの存在感が増すことになる。
ソース(産経新聞)URLリンク(sankei.jp.msn.com)
▽野口さん(AP)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
関連スレ
【米国】初の商業宇宙飛行シャトル公開 日本人客ら300人予約 英社[09/12/08]
スレリンク(news5plus板)
【宇宙】野口聡一さん宇宙へ ソユーズ打ち上げ成功 [091221]
スレリンク(news5plus板)