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◇ツイッターにハッカー侵入、「イラン・サイバー軍」が犯行声明
【12月21日 AFP】マイクロブログサービス「ツイッター(Twitter)」の
ウェブサイトに17日夜、「イラン・サイバー軍(Iranian Cyber Army)」と
名乗る何者かが不正侵入し、サービスが一時使用できなくなった。
ツイッターの共同創設者ビズ・ストーン(Biz Stone)氏が18日、公式ブログ上で
明らかにしたところによると、DNSセッテイング(ドメイン名システム)が
侵害されたという。ハッキングの方法や実行者についての詳細は不明だが、
「攻撃の目的はサイトの改変で、ユーザーではないようだ。アカウントの
セキュリティ侵害は全く起こっていないと見ている」としている。
ストーン氏によると、このハッキングで、ツイッターのトラフィックの80%が
約1時間にわたって別のサイトに誘導された。このサイトには、緑色の旗とともに、
「このサイトはイラン・サイバー軍によって乗っ取られた」という赤い文字が表示されていた。
また、拙い英語で、「米国はインターネットを掌握していると思っているだろうが、
われわれイラン・サイバー軍こそが掌握している。イランの人びとを
刺激しようとするな」とも書かれていた。
ただ、ハッキングがイラン国内からだという点については、
ツイッター上ではただちに懐疑的な見方も広がった。
イランでは、6月の大統領選結果をめぐるマフムード・アフマディネジャド
(Mahmoud Ahmadinejad)大統領に対する抗議行動でツイッターが多用され、
「ツイッター革命(Twitter revolution)」との言葉も登場した。また、その影響で、
イラン大統領選はツイッターで今年最もよく取り上げられたトピックの1つとなった。
ソース(AFP)URLリンク(www.afpbb.com)
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