09/12/20 15:19:44
◇英仏海峡トンネルで列車5本立ち往生、2000人が車内で一夜
【12月20日 AFP】英国とフランスを結ぶ英仏海峡トンネル(Channel Tunnel)で18日夜、
高速鉄道ユーロスター(Eurostar)の列車5本が寒さのため立ち往生し、2000人以上の
乗客が列車内で一夜を過ごした。
ユーロスターによると、5本の列車は18日午後8時30分から11時30分
(日本時間19日午前4時30分~午前7時30分)にかけてトンネル内で
相次いで立ち往生した。気温が低かったフランスから比較的気温が高い
トンネルに入った際に、気温の差によって技術的なトラブルが生じたとしている。
乗客によると車内は停電し、空調も切れた。水や食料もなくなり、
ユーロスター側から十分な状況の説明もなかったという。
ユーロスターは、19日午前中までに立ち往生した列車はすべてトンネルから移動し、
列車内にいた乗客の約3分の2はロンドン(London)に到着したと発表した。
19日はロンドンとパリ(Paris)、ベルギーのブリュッセル(Brussels)を結ぶ多くの列車が運休した。
ダイヤの乱れは20日も続く見通しで、クリスマスを控えた旅行者の足に
大きな影響がでるとみられる。大寒波に見舞われた欧州では海や空の便にも
大きな乱れが出ている。
ソース(AFP)URLリンク(www.afpbb.com)
◇英仏海峡トンネル内で列車4便が故障、悪天候原因か、乗客退避
(前略)
広報担当によると、4便のうち1便の列車をロンドン、別の1便をフランス側へけん引して運ぶ。
この2便の乗客総数は不明で、退避を迫られた乗客数はさらに増えることになる。
4便のうち3便はパリ発、残りがベルギー・ブリュッセル発だった。
同トンネルはこの時期、クリスマス休暇などを控え、1年で最も走行便数が多くなる。
1日の乗客輸送数は約5万人にも達するという。
ロンドンとパリ、ブリュッセルを結ぶ国際高速列車ユーロスターは同トンネルを
利用している。ユーロスターは冬季の悪天候襲来を受け、利用客にサービスに
悪影響が出ることを警告していたという。
ユーロスターの英国拠点の運転士らは先に、18─19日と26─27日に
ストライキを実施すると発表。フランスおよびベルギー拠点の運転士らが
投入されるため、列車の運行には影響はないとしていた。
ソース(CNN)URLリンク(www.cnn.co.jp)