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◇旧ユーゴ3カ国のビザ免除 EU、17年ぶり
旧ユーゴスラビア紛争時の1992年に旧ユーゴ諸国に対して導入、
継続されてきた欧州連合(EU)各国による査証(ビザ)取得の義務付けが
19日、セルビア、モンテネグロ、マケドニアの3カ国の国民について
事実上撤廃され、ビザが免除されることになった。EU加盟に前進したといえる。
旧ユーゴ7カ国のうち、スロベニアは2004年にEUに加盟、クロアチアも05年に
加盟候補国となり、ビザ規制は撤廃された。しかし、セルビアなどに対しては
これまで規制が維持され、EU加盟国がセルビアなどに置く大使館ではビザ申請者が
列をなしていた。ビザ規制が残るのはボスニア・ヘルツェゴビナとコソボとなった。
ビザ規制の撤廃により、EU域内の出入国審査を免除する「シェンゲン協定」に
不参加の英国やアイルランドなどを除き、欧州の大部分の国にビザなしで
入国できるようになった。(共同)
ソース(産経新聞)URLリンク(sankei.jp.msn.com)