09/12/08 20:12:20
◇ホント?真珠湾攻撃で日本の特殊潜航艇雷撃成功?
7日付の米紙ロサンゼルス・タイムズは、1941年12月7日(日本時間8日)の
真珠湾攻撃をめぐり歴史の謎とされてきた、旧日本海軍の特殊潜航艇の
攻撃について「1隻が米戦艦への魚雷攻撃に成功していた可能性が高い」とする
米研究者の分析結果を伝えた。
旧日本軍の“秘密兵器”とされた特殊潜航艇は真珠湾攻撃で5隻が出撃したが、
4隻は撃沈されるなどして失敗。残る1隻が攻撃に成功したかどうか専門家の間でも
見解が分かれていた。
同紙によると、米テレビ番組の依頼で米海軍史研究家のパークス・スティーブンソン氏らが
分析。潜水艦「伊16」に積み込まれた特殊潜航艇について、見つかった残骸の一部や
新たな資料などを調べた。
その結果、特殊潜航艇は真珠湾への侵入に成功し戦艦ウェストバージニアと
オクラホマに対して2発の魚雷を発射、うちオクラホマへの1発が命中し、
これによる被害が転覆の原因になったとみられると結論付けた。乗組員は攻撃後、
潜航艇を自沈させたという。
ただいずれも状況証拠が多く、別の研究者は「確かな証拠はなく、
調査が終わったとはいえない」ともしている。
真珠湾攻撃は、ハワイ沖まで進出した旧日本海軍の空母6隻からの
航空攻撃が主体だが、潜水艦により運ばれた特殊潜航艇5隻も参加した。
(共同)
ソース(スポニチ)URLリンク(www.sponichi.co.jp)