09/12/05 16:34:54
ロシア中部のペルミのナイトクラブで5日未明(日本時間同)、爆発・火災が起き、地元保健当局に
よると、客や従業員ら101人が死亡、140人がやけどなどを負って入院した。80人以上が重体で、
死者が増える可能性もある。インタファクス通信などが伝えた。
最高検察庁報道官は、花火が爆発原因と述べ、テロの可能性を否定した。非常事態省は現場から
爆弾の痕跡は見つからなかったことを明らかにした。治安当局は消防安全規則違反の疑いで捜査
している。
ペルミ地方政府のオルロフ保安相によると、店内のステージに置かれていた花火が爆発し、天井の
ビニールの覆いに引火。パニックに陥った客が出口に殺到して大混乱になり、大勢が逃げ遅れたという。
死者の大半はやけどや煙を吸ったことが原因で死亡したとみられる。
爆発当時、ナイトクラブでは開店8周年記念のパーティーが催され、400人以上の客がディスコ音楽で
踊っていた。客の大半は店の関係者の知人らだったという。
テレビ局ベスチは、現地からの映像を放映、雪が舞う中、店の前の広場に多くの遺体が横たえられ、
救急隊が慌ただしく負傷者を担架で運ぶ模様を伝えた。
ロシアでは11月27日、モスクワ-サンクトペテルブルク間で特急列車への爆弾テロがあったばかり。
ナイトクラブでの爆発・火災はメドベージェフ大統領にも報告され、大統領の指示でショイグ
非常事態相やヌルガリエフ内相らが急きょ現地に向かった。
時事通信(5日11:40)
URLリンク(www.jiji.com)
ITAR-TASS(英語 5日06:50)続報
Three federal ministers arrive Perm to coordinate help after accident
URLリンク(www.itar-tass.com)
URLリンク(www.itar-tass.com)