09/12/02 18:36:18
◇<カンボジア首相>タイからの援助を拒否 対立、泥沼化
【バンコク西尾英之】タクシン・タイ元首相のカンボジア入りを巡るタイとカンボジアの対立で、
カンボジアのフン・セン首相は11月30日、「(タイに)アピシット首相とカシット外相がいる限り、
タイから援助は受けない」と発言。アピシット政権からの政府援助受け取り拒否を宣言し、
敵対姿勢を鮮明にした。
フン・セン首相は、タクシン氏のカンボジア入りで、タイ側がカンボジアへの一部の借款供与停止に
言及したことについて、「我々はいたく傷付いた。(タイ)首相と外相は我々を見下している」と非難。
アピシット首相について「過去に10人のタイ首相と付き合ってきたが、こんなにやっかいな
人物はいない」と激しくこき下ろし、「この首相と外相がいる限り、タイとは幸せな関係を築けない」
と言い切った。
タクシン政権当時、タイからの豊富な援助や民間投資などを通じてタクシン氏と
緊密な関係を築いたフン・セン首相には、反タクシン派のアピシット政権を
「口撃」し、タクシン氏の帰国・復権を後押ししたい思惑があるとみられる。
これに対しアピシット首相は1日、記者団に「何者かが(両国間の)問題をあおっている。
それが誰かはフン・セン氏に聞いてください」と述べ、暗にタクシン氏を批判した。
ソース(YahooJapan 毎日新聞)URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)