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UAE向け債権:米銀ではシティが最大、欧州では英銀中心
11月30日(ブルームバーグ):
調査会社クレディットサイツによれば、米国の銀行が有するアラブ首長国連邦(UAE)向け債権は99億ドル(約8600億円)と、
欧州の銀行のほぼ9分の1で「全く管理可能」な水準だ。
デービッド・ヘンドラー氏らクレディットサイツのアナリストが29日発表したリポートによると、2008年10-12月
(第4四半期)時点で米銀シティグループのUAE向け融資残高は約59億ドル、JPモルガン・チェースはおよそ25億ドルだった、
590億ドルの債務を抱えるドバイ・ワールドが25日に債務返済延期を求めたことから、債権銀行が損失を被るとの懸念が広がった。
ドバイ・ワールドはUAEのドバイ首長国の国営投資会社。
クレディットサイツのリポートは国際決済銀行(BIS)とエミレーツ銀行協会、各行の届け出に基づいているが、
ドバイ単独についてのデータはないという。
クレディットサイツによると、欧州ではUAE向け債権を最も多く保有しているのは英国の銀行で495億ドル相当。
フランスが113億ドル相当。クレディットサイツはBISのデータを引用した。
JPモルガンのリポートによれば、英銀ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)は
2007年1月以降のドバイ・ワールド向け融資取りまとめで最大手だった。
URLリンク(www.bloomberg.co.jp)