09/11/28 14:43:40
干ばつ状態が続くオーストラリア北部特別地域(準州)の奥地の町ドッカーリバーで過去
1カ月間にわたり、野生のラクダ約6千頭が飲み水を求め中心部に侵入、水道管や貯水槽を
壊したり、空港滑走路に入り込んだりするなど被害が拡大している。
この町はアリススプリングズの南西約500キロ、人口は約350人。AAP通信によると、住民は
ラクダの出没で家を出られない状態が続いており、準州当局は28日までに、ヘリコプターで
ラクダを町の外に追いやり、射殺する計画を明らかにした。
ラクダの死体が井戸から見つかるなど住民の衛生問題が懸念されるほか、滑走路では緊急
医療用の飛行機の離着陸に支障が出ているという。
同国にはラクダはいなかったが、19世紀半ばに内陸部の砂漠地帯開拓のため、中東などから
持ち込まれた。不要になり、野生化したラクダは現在約100万頭に増え、世界一の野生ラクダ
生息地とされる。
近年は牧草を食い荒らす被害が深刻で、対応に手を焼く政府は食肉としての利用にも力を入れ
始めている。
共同通信(28日08:57)
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