09/11/20 18:16:29
米国の反捕鯨団体シー・シェパード(SS)は今年度の日本の調査捕鯨に対し、12月上旬にオーストラリアから
妨害船を出港させると発表した。近年、暴力的傾向をエスカレートさせるSS。調査捕鯨はどうなるのか。
SSは、活動方針の対立から環境保護団体グリーンピースを脱退したカナダ出身のポール・ワトソン代表が
1977年に設立。クジラ、アザラシなど海洋生物の保護を掲げ、86年にアイスランドの捕鯨船に侵入し2隻を
沈めたほか、その後少なくとも2度、ノルウェーの捕鯨船に同様の工作を試みるなど「直接行動」を続けてきた。
SSはここ数年、豪州に事実上の母港を置くスティーブ・アーウィン号で、南極海での日本の調査捕鯨に対する
攻撃を強化。船体を衝突させたり、スクリューにロープを絡ませる危険行為や、薬品や発炎筒を投げ込む操船
妨害で、07、08年に日本の乗組員計5人にけがをさせた。警視庁はSS側乗組員4人を威力業務妨害容疑で国際手配
している。
日本側は、一連の妨害を資金集め目的の宣伝とみなし、SSの活動を「環境保護の名を借りたテロ」と非難している。
派手な妨害行為で騒ぎを起こし、反捕鯨色の強い欧米メディアを通じて「クジラを守る英雄」像をアピール、
欧米豪などでの資金獲得につなげる構図は鮮明だ。
SSは昨年度の調査捕鯨終了時、毎日新聞の取材に対し、年間活動資金を約350万ドルと回答、「ほとんどが支持者、
支援企業からの寄付だ」と説明した。SSのウェブサイトは、日本にも出店している米アウトドア用品メーカー
「パタゴニア」や、豪州のビール会社などをスポンサーとして紹介している。パタゴニア日本支社は資金提供に
ついて「時期、金額ともに公表できない」と回答した。
SSのメディア戦略について、調査捕鯨関係者は「SSから衝突してきても、向こうが直ちに『日本がぶつけた』と
発表、それが独り歩きしてしまう。かといって、まともに相手にしても、都合よく宣伝に利用されるだけだろう」
と語る。
>>2以下へ続く
毎日新聞(19日17:36)
URLリンク(mainichi.jp)
URLリンク(mainichi.jp)