09/11/17 15:27:38
埼玉の若者、世界に羽ばたく-。3月に米国で行われたピザづくりの技術を競う世界大会で
日本人初の世界一に輝いた北川辺町の赤荻一也さん(28)が11月から、米国・ラスベガスの
ピザ店で働き始めた。店からのオファーを受けたもので、赤萩さんは「この店じゃないと見れない
という世界一の技を見せたい」と意気込んでいる。
赤萩さんによると、オファーがあったのは9月5日。3月中旬に世界大会で出会ったイタリア人で、
米国・ニューヨークのピザ専門店オーナー、サバティーノさんから突然のメールがあったという。
メールにはサバティーノさんが11月にラスベガスに開店する新店舗で、
「世界一の腕を好きなだけ奮ってほしい」とのメッセージが書かれていた。
世界大会で優勝後、世界各地のピザ専門店からオファーを断ってきたにもかかわらず、
サバティーノさんからの要請には翌日に快諾し、1年契約を結んだ。
「世界大会で常に上位を独占しているアメリカこそ、ピザづくりにかけては世界一の国だと思う」
世界大会で優勝後も腕を磨くため、“世界一”の国での挑戦が、赤萩さんの次なる夢だったのだ。
第2の夢がかなった一方、赤萩さんには後ろ髪を引かれる思いもあった。
「埼玉のみんなが応援してくれたおかげで話題になって、ここまでこれた。本当に埼玉が好きなんです」。
渡米前にこう語り、目を伏せた。
新店舗は託児所まである大型飲食店。世界一に輝いたピザ生地を回すパフォーマンスが存分に
披露できるという。
現地では、小柄ゆえに「かわいい」といった意味を持つ「バンビ」の相性で呼ばれているという。
バンビのパフォーマンスが目の肥えた客を魅了できるのか-。挑戦は始まっている。
ソースは
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アメリカ・ラスベガスの新店舗でピザ職人として働くことになった赤荻一也さん
=埼玉県羽生市川崎のイオンモール羽生店内
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