09/10/09 23:11:29
マリア像に冷凍サメ―麻薬密輸組織のあの手この手の隠し場所に、新たなバリエーションとして
バナナがこのほど加わった。
メキシコ当局は7日、輸送中の完熟バナナの山から2.6トンのマリフアナを押収したと発表した。
国防省によると、米アリゾナ州トゥーソンの南100キロ付近の米・メキシコ国境の検問所で、兵士が
トラックの荷台からかすかなマリフアナのにおいをかぎ取った。積み荷のバナナを調べたところ、
熟しすぎの状態だったため、おかしいと思いバナナの下を確認。508個の包みに入ったマリフアナ
計2650キロ近くを発見したという。
逮捕された運転手は、メキシコ市からティフアナに向かう途中だったという。
メキシコのフェリペ・カルデロン大統領は、米国への麻薬密輸ルート撲滅を掲げ、2006年12月の就任以来、
全国に約5万人の兵士を展開して摘発に努めているが、これまでに麻薬関連の事件で命を落とした人は
1万4000人に上る。
対する密輸組織は、麻薬を国外へ運び出す「革新的」な―あるいは珍妙な―手法を模索。マリア像の
中や冷凍サメの腹に隠すという手段のほか、手製の「潜水艇」まで登場している。
AFP通信(9日16:41)
URLリンク(www.afpbb.com)
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