【ブラジル】リオ五輪 敵はギャング? 治安・交通の改善急務[09/10/06]at NEWS5PLUS
【ブラジル】リオ五輪 敵はギャング? 治安・交通の改善急務[09/10/06] - 暇つぶし2ch1:フライングやるっきゃナイツφ ★
09/10/06 10:43:32
ブラジルのルラ大統領は、日米という世界の2大経済大国を破り、2016年五輪のリオデジャネイロ開催を
勝ち取った。同大統領はこの勝利で、同市で頻発する凶悪犯罪を食い止める必要に迫られることになった。
リオの交通システムの改善や空港の改修工事、宿泊施設の倍増なども、世界最大の国際スポーツイベントで
ある五輪の開催に向け、進めていかねばならない。

五輪に先駆け、ブラジルでは2014年にサッカーのワールドカップ(W杯)が開催される。
元中央銀行総裁で、W杯組織委員会財務責任者のカルロス・ランゴーニ氏は「治安問題は非常に深刻。
リオの交通インフラにも大規模な工事が必要。それだけに政府は真剣に取り組んいる」という。

ウェブサイト「リアルクリアワールド」によると、リオは世界でも有数の犯罪都市だ。人口700万人を
抱え、昨年起きた殺人事件は2069件にのぼる。五輪開催を争った、人口280万人の米シカゴで昨年
発生した殺人事件は550件だった。国連人権高等弁務官によると、リオで警察が検挙する殺人事件容疑者は
5人に1人の割合だという。

◆喜びの中に恐れ
リオの警察当局によると、同市周辺を取り囲むように広がる1000カ所以上ものスラム街で頻発する
ギャング同士の銃撃戦で毎年何十人もが巻き添えになり命を落としているという。また、ギャングらが
空港と市街の間を走る車を襲撃する事件も後を絶たない。

こうした現状のリオだが、マドリード、東京、シカゴを押しのけて五輪開催を勝ち取った。
ルラ大統領は目をうるませ喜びを表したが、宿泊施設の充実化など五輪の主催に挑むことに対し
恐れの念もあると述べた。

これまでの数カ月間、五輪招致に向けたキャンペーンで、ルラ大統領はオバマ米大統領の選挙期間中の
スローガン「Yes We Can」を採用、リオの五輪開催準備に対する懸念の払拭(ふっしょく)に
努めた。ルラ大統領はリオの国際空港を修復し、効率の悪い地下鉄システムなどの公共交通機関を
改善・拡大することにより深刻な交通渋滞を打開すると公約した。

リオのオリンピック委員会によると、五輪開催に向けた投資額は111億ドル(約9964億円)の予定。
政府によるインフラ整備計画ですでにその7割が支出されている。同委員会は残りの3割を調達する
必要があるが、チケットの販売やスポンサーなどから28億2000万ドルの収入を見込んでいるという。

サンパウロ・ビジネススクールがブラジルスポーツ省に提出した調査結果によると、五輪の経済効果で
同国には27年まで、年間511億ドルの資金が流入し、16年まで年間12万件の新規雇用が創出される
という。

◆「成長しすぎて困る」
同国のマンテガ財務相は3日、国際通貨基金(IMF)の年次総会出席のため訪問中のイスタンブールで
取材に応じ、14年開催のワールドカップと16年の五輪はそれぞれブラジル経済を数年のうちに
1%ずつ押し上げるとした上で「成長しすぎて困るくらいになるまでそれほど時間はかからない」と
笑顔で話した。
(Adriana Brasileiro、Joshua Goodman)

ソースは
URLリンク(www.business-i.jp)


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