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タス通信などによると、ロシア天然資源省のドンスコイ次官は1日、オホーツク海でロシアに属する
大陸棚の延長の申請を準備し、その根拠となる文書を外交ルートで日本側に送ったことを明らかにした。
北方領土周辺は今回の申請に含まれていないとしているが、世界的に海底のエネルギー資源の獲得競争が
激化する中、ロシアが大陸棚の延長の範囲を将来的に広げ、日本と利害が対立する恐れもありそうだ。
同次官はサハリンで開かれた資源開発に関する会合で、ロシアはオホーツク海で行った調査を基に、
同海域の中央部がロシアの大陸棚と一体であるとして、延長の申請を準備することになったと説明した。
国際的に認められれば、ロシアの排他的経済水域(EEZ)の外側にある5万6千平方キロの海域が新たに
ロシアの大陸棚になるという。この海域は、台湾の陸地面積の約1.5倍に相当する。
国連海洋法条約は、海底の地形などの条件を満たせば大陸棚の延長を認めると規定しており、ロシアは
北極海についても大陸棚の延長を国連大陸棚限界委員会に申請する方針。
共同通信(2日00:18)
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