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2009/9/22msn産経
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【海外事件簿】酒井法子事件で注目されるイランの麻薬密輸ネットワーク
清純派女優の名声を奈落の底に陥れた白いクスリ-。
酒井法子被告(38)=覚せい剤取締法違反(所持、使用)で起訴=が魔の手に落ちた覚醒(かくせい)剤は、
夫の高相祐一被告(41)がイラン人の売人から入手していたとされる。詳細な入手ルートは解明されていないものの、
イラン人が関与する国際的な密輸ネットワークの存在が改めてクローズアップされている。
(佐々木正明)
日本と遠い海の向こうのイランを結びつける薬物ネットワーク。今夏、その密輸ルートの一端をうかがわせる事件が
トルコ・イスタンブールで摘発されていた。トルコ主要紙ザマンによれば、イスタンブール警察は今年6~8月にかけて、
イラン人8人、日本人4人の運び屋を拘束した。現地の警察当局は同紙の取材に対し、
「日本の暴力団組織が、メタンフェタミン(覚醒剤)をイランの運び屋から入手し、日本に密輸しようとしていた。
我々警察組織はそのルートを初めて追跡することができた」と説明した。
在イスタンブール総領事館もこの事実を確認している。6月と7月にそれぞれ2人の日本人がイスタンブール市内で拘束され、
今も、裁判を受けるために勾留されているという。
領事館の担当官は、「4人はイスタンブール在住ではなく、日本からやってきた旅行者で、
覚醒剤をそれぞれ5、6キロ所持していた。7月にはイラン人と日本人が一緒に捕まったようだ」と話した。
イスタンブール警察は、日本人が大量のメタンフェタミンの錠剤を所持していたことから、内偵を進め、
イラン→トルコ→日本の覚醒剤密輸計画を暴き出していた。そして、日本への輸出は未然に防がれた。
日本で、薬物犯罪を担当するある捜査幹部は、押収されたのがメタンフェタミンの錠剤だったことに着目している。
メタンフェタミンは欧州ではなく、日本で主に押収される覚醒剤だったからだ。
「日本に運ぼうとしていたのは間違いない。しかし、錠剤の精製場所はイラン国内ではないかもしれない。
近年、国際的な取締監視網を逃れて、日本に入る薬物の密輸ルートも多様化しており、
トルコ経由もその新しい入手ルートだった可能性がある。両国は同じイスラム圏であり、イラン人組織がトルコで暗躍していても不思議ではない」
この捜査幹部によれば、日本国内のイラン人密売組織は近年、日本や中国の暴力団組織が触れることができない
入手ルートを持っているという。
--- >2以降に続く---