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[キャンベラ 26日 ロイター] オーストラリアの先住民アボリジニのグループは26日、
内陸部での性的虐待やアルコールを取り締まるための緊急対策がアボリジニを窮状に
追い込んでいるとして、国連に対し国内避難民として認定するよう訴えた。
オーストラリア中部に住む先住民アリャワラのスポークスマン、リチャード・ドーン氏は、
国連で先住民の権利を担当するジェームズ・アナヤ氏に要望を提出したと、国営ラジオで語った。
北部特別地域(準州)のアボリジニについては、保守派の前政権が2007年6月から
警察や兵士による「介入」と呼ばれる取り締まりを始めたが、中道左派の現政権はこの
措置を検証するため、アナヤ氏を招待していた。
ラッド首相は、先住民問題を優先課題に掲げており、2008年には議会がアボリジニに対する
過去の政策を初めて公式に謝罪している。
同国には全人口の2%を占める46万人のアボリジニがいるが、失業率や薬物乱用、
ドメスティックバイオレンス(DV)の割合が高く、平均寿命がオーストラリア人全体と比べて
17年短い。
ソースは
URLリンク(jp.reuters.com)