09/08/28 03:59:10
商業捕鯨を実施しているノルウェーの2009年のミンククジラの捕獲高が485頭前後
にとどまり、1996年(388頭)以来で最低になることが確実になった。ロイター通信が
26日、報じた。鯨肉の加工工場が資金繰り難に陥った影響で、6月に捕鯨活動を
一時停止したことが主因。
ノルウェーの漁業団体は「鯨肉の国内需要は過去数年変わっていない」と例外的
な不振を強調するが、環境保護団体グリーンピースは「(反捕鯨活動の効果で)
鯨肉需要は世界的に減っている。ノルウェーも例外ではない」と商業捕鯨からの
撤退圧力を強めている。調査捕鯨を実施している日本も守勢に立たされそうだ。
ノルウェーは、国際捕鯨委員会(IWC)の商業捕鯨中止の決定に異議を
申し立てて、93年に商業捕鯨を再開した。最近の捕獲高は年間500~600頭。
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