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南米アルゼンチン最高裁は25日、個人的な使用目的で少量のマリフアナを隠し持っていた
として薬物所持の罪に問われた被告5人の判決で、「第三者に明確な危害を加えない限り、
成人を刑事罰に問うのは憲法違反だ」とし、無罪を言い渡した。スペイン通信などが報じた。
メキシコで先週、少量のマリフアナなどの所持は刑事罰の対象としないとする法令が発効
するなど、中南米では刑罰より治療で薬物のまん延を防ぐ政策が採用されつつあり、今回の
少量所持「合法」判決はこうした流れに沿ったものだ。
アルゼンチン政府は、薬物中毒に対する治療強化などを盛り込んだ改正法案を年内に国会に
提出する方針。5人に対しては高裁でも同様の判決が出ていた。
最高裁は、同時に起訴された複数の密売人には禁固刑を言い渡しており、今回の判決が
マリフアナの全面合法化を認めたものではないとしている。
アルゼンチンではこれまで、少量のマリフアナなどを所持していた場合、最高で禁固2年の
刑罰に処されていた。
共同通信(26日11:25)
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