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イランのレスリングの元選手ロトフィーナサブ氏が、イランの英語の衛星放送プレス
TVのインタビューで、「日本での人権侵害の犠牲になった」と語っています。
1990年代に日本を訪問し、商業活動を行っていたロトフィーナサブ氏は、このインタ
ビューで、「日本で通訳・翻訳者として働いていたが、ある組織の問題に巻き込まれた。
その後、逮捕され、虐待され、実際にはしていない罪を受け入れることを強要された」と
語りました。
ロトフィーナサブ氏は、「友人の資金を取り戻そうとしていたとき、池袋のロイヤル
ホテルで、ある組織の2名と共に逮捕された」と主張しています。
この2名は、ロトフィーナサブ氏が警察に手を貸したと考え、彼に報復しようとしました。
その後、ロトフィーナサブ氏はこの組織に襲撃され、偽りの容疑をかけられましたと
いうことです。
【ロトフィーナサブ氏のインタビュー内容】
「逮捕された翌日の1995年9月27日、日本の新聞が、イランの元レスリングチャンピ
オンが、自宅で麻薬を保持していたとして、警察に逮捕されたと報じた。このときに
掲載された住所は、私の家の住所ではなかったが、日本の警察や裁判所は、この
問題や私の主張には耳を傾けなかった。逮捕から2日目、弁護士が面会に来たが、
その後、公判が始まるまで、独房に入れら、誰とも面会を許されなかった。彼らは私の
罪を証明する証拠を発見することができなかった。私が認めた罪は、不法滞在のみ
だった。裁判所からは、9年の禁固刑を言い渡されたが、2年も延長された。公判前
には虐待を受け、21日間も手を縛られたままだった。拘置所にいた際、4度も組織の
人間に命を狙われたが、4度とも助かった。拘置所の看守のひとりが、4メートルの
高さから私を突き落としたため、あごの骨を折ったが、4ヶ月も、治療を受けることが
できなかった。私の裁判には13日間が費やされ、弁護士を通して、最終的な判決が
伝えられた」
ロトフィーナサブ氏は、現在、イランで生活しており、日本での拘置所での状況に
関する、日本とイランの協議の結果を待っているところです。
在テヘラン・日本大使館の関係者は、この問題については情報が入っていないとし、
発言を控えています。
▲IRIB日本語(日本語)2009/08/18 14:25
イラン・レスリング元選手が日本刑務所での虐待を告白
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■プレスTV(英語)2009/08/17
Iranian wrestler 'tortured, framed' in Japan
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