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ミンク1万匹、ギリシャの町を襲撃
ギリシャ北部のある町が、ミンク数千匹の襲撃と闘っている。活動家と
みられる人物によって、付近の毛皮業者からミンクが放たれたためだ。
地元町長が13日語った。
ギリシャ北部のアスキオ(Askio)では9日、ミンク約1万匹が町を襲撃、
ニワトリや家畜のウサギに襲いかかった。
ミンクを一網打尽に捕獲するため、町は地元の毛皮業者らを動員。
しかし、まだ3000匹あまりのミンクが捕獲できずにいるという。
同町のVassilis Patras町長は、AFPに対し「やつらは危険な肉食動物だ。
小さい羊なら殺してしまうこともできる。捕獲しなければ、この地域には
小動物の一匹たりとも残らないだろう」と語った。
ギリシャのメディアは、4歳の少女がミンクに足をかまれたと伝えた。
また町長によると、ミンクは付近の高速道路で大量に死んでいるという。
ミンクを飼育場から放した人物については、「Corvus Revengis(復讐の
カラス)」と自称する活動家グループが関与しているとの見方が出ている。
「復讐のカラス」は前年12月に、付近のSiatistaで同様の騒動を起こして
いた。当時、「復讐のカラス」はインターネットを通じて声明を発表し、
ミンクが悲惨な環境で「地獄」に拘束され、生きたまま皮をはがれている
と主張していた。
ソース:AFPBB News
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