09/08/14 00:28:35
[パリ 11日 ロイター] フランス国籍を取得できなかったことに腹を立てたロシア人の女が、
ルーブル美術館でレオナルド・ダビンチの名画「モナリザ」に陶器のカップを投げつけた。同美
術館が11日発表した。
事件があったのは8月2日で、女はすぐに逮捕されたという。美術館の広報担当者によると、
カップは保護用の防弾ガラスに当ったため、「モナリザ」は無事だった。
バッグの中にカップを隠し持っていたという女は、取り乱した様子だったため精神鑑定を受け、
すでに釈放された。美術館側は提訴する方針。
フランスでは、絵画が傷つけられる事件がこれまでにも起きている。2007年には、オルセー
美術館に押し入った男が、印象派画家クロード・モネの作品をこぶしで殴って傷つけた。また、
2008年には、カンボジア人の女が南仏のギャラリーで米国人アーティストのサイ・トゥオンブ
リーの作品にキスをし、口紅の跡を残したとして、社会奉仕活動を命じられた。
URLリンク(jp.reuters.com)